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まさに伏兵の、EOS R6 [カメラ・写真]

>もうすぐキヤノンからEOS R5、R6が出るらしい(7月9日という噂)。
>でもこれ、R5が50万円、R6が30万円と言われている。
>そこで狙い目なのが現行のEOS R、RP。

と先日書いたんですけど、噂の通りにR5、R6が
7月9日に発表になりました。値段もだいたい予想通り。

予想通りじゃなかったのがR5とR6の仕様差。

いや、画素数が違うとかR6は8K動画が撮れないとか
その辺のあたりは事前情報でも出ていた。

違っていたのは「それ以外の部分に違いがほぼ無い」こと。

R6は外装が樹脂だが安っぽい印象はないそうで
連写速度もR5と同じ、ダイヤル類の配置もほぼ同じ、
AFや画像エンジンも同じものを使っているそうだ。


さて、話はちょっと変わるんだけど
私はキヤノンのEOS 6Dというカメラを
レンズ付きで23万円ちょっと払って3年ほど使ったんだけど
手放して現有のPana GX7Mk2に買い替えた、というのが
約4年前の話。

6Dは撮れる写真は非常にキレイなんだけど
とにかくカメラの基本性能がショボかった。
なんというか、全体的に安っぽい。
私がアメリカで999ドル(10万円ちょっと)で買った
EOS 80Dと比べると明らかにわかる。
たぶんこれ、カメラに詳しくない人でも
2台を交互に持ち替えてシャッター切ったらすぐに分かると思う。

それと当時は「フルサイズ一眼で最軽量」だったんだけど
実際フルサイズの場合、レンズが重くって
これが気軽に持ち歩く足かせになったと思う。

で、実はカメラの重さって絶対的なものよりも
精神的なものが大きいと思ってて、
納得する撮影が出来れば重くてもデカくても
あとあと苦にならないと思うんだけど
当時EOS 40Dと交互に使うと
(当時は望遠を40D、標準を6Dで撮るよう2台持ちすることが多かった)
明らかに40Dのほうがリズム良く撮影ができて
意図した通りの写真が確実に撮れてる「気がする」率は
圧倒的に40Dのほうが高かった。

これが、画質はそこそこだけど
軽くて気軽に持ち運べて、気持ちよく撮影できる
PanaのGX7Mk2に買い替えちゃった理由なのである。


話はR6に戻って・・。

実は噂では、R6はそれなりに作りがしょぼくなる、
というような表現がされていた。

30万円も払ってしょぼいカメラは買えないよ、というのが
上記の経験を持つ私の素直な思い。

ところが、実際にR6を手にした方々の話では
全然そんなことないらしい。
これが実は私を大いに迷わせている。

「そこで狙い目なのがEOS R、RP」って書いたけど
本命のRP、これまたそうとう安っぽいのだ。
ただ、はっきり言ってこれは仕方がない。
実際、安いのだ。
今や本体だけなら999ドルで買える。80Dと同じ。
フルサイズのカメラがその値段って普通ありえない。

つまり「買ったら6Dの時と同じ思いをするかもしれない」と
そういう気持ちがありつつ、でも6Dは23万円もしたけど
RPは999ドルだから、そこは許して最新の高画質を手に入れるか、と。
それにRPは6Dより相当軽いし、レンズも軽いのが用意されている。
そのあたりの妥協はありだろう、と思っていた。

ところが、R6は30万円もする代わりに造りの部分が
上位機R5と大差ない、ということだ。

ちなみにR6は軽いレンズ(24-105mmSTM)とのセットが
今のところ2799ドル。税込み換算して日本円で約32万円。高い・・。

2000ドルくらいなら7年前の6Dとほぼ同じ金額なので
えい!ってボタン押しちゃうことも出来るけど
ちょっと高すぎるよなあ、三脚もほしいし。

だけど、伏兵R6、これからどんどんいろんなメディアで
レビュー紹介があると思うんだけど、その評判が良いとなると
「それでもRP買う?」という思いが私の中で大きくなってしまう。

とりあえず今はRPを買って、2年位してR6の値段がこなれてきたら
また考えりゃいいんじゃない?ってのも一理あるし、
ちょっとしばらく悩みまくりそうな気がします。



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