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シャ・リオン ~あるミュージシャンの死から~ [音楽]

 
河合英里さんというミュージシャンが先日(8月4日)亡くなられた。
(公式サイトはココ)

肝臓ガン、43歳という若さでの死である。

そう、1965年生まれだから私と同い年。
非常にもったいないな、と思う。

実は私はこの人のことをほとんど知らない。
今回の死も、知人のとぴちさんのブログ「とぴちの日記(Blog編)」で知ったくらい。
実際、報道らしい報道はされていないようだ。

この人の、「芸大作曲科卒」という学歴もさることながら、
なんといっても魅力は「歌唱」。

声は澄んだ高音で、それに表現力が乗る。
「まねの出来ない」という言い回しがぴったり、である。

よく「センスがある」という言い方をするが、
センスってある程度までは訓練で磨かれるものだと私は思っている。
ただ、「ある程度」から先は「持って産まれたもの」で決まる、
とも思ってる。

また、その「持って産まれたもの」をちゃんと活かせるかどうかが、
その人の「センス」なんだと思う。
(わかってて、活かすかどうかを判断するのもセンス、かもわからんが)

そう考えると、河合英里さんは素晴らしい才能と素晴らしいセンスの持ち主
であったんだと思う。

私が唯一知ってる彼女の歌唱、十数年前 毎週末聞いてた曲、
「シャ・リオン」をアップしとこうと思ったんだけど、
JASRACにお金払わないと出来ないみたいなので
おおっぴらにアップするのは控えました。 
 
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とぴち

本当に惜しい方を亡くしたと思っています。
こうじさんが仰る「才能とセンス」、その通りだと思います。
どちらかだけでは、(残念だけど)認められない。
どちらも持ち合わせていたとしても報われない事もある。
どちらも持っていないのに持ち上げられてしまう事もある。
こうじさんのブログ内ではありますが、改めてご冥福ををお祈り申し上げます。
by とぴち (2008-08-14 02:20) 

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