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アコードハイブリッドの燃費の話 SPORTモード編 [クルマ・バイク]

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※去年の写真の使い回し

私がアメリカで今乗っているのは2022年型アコード。
アメリカでは既に2023年型のフルモデルチェンジしたアコードに代わり
日本はその準備のため?にか一旦アコードはカタログ落ちしてるみたい。

てか、今(2023年5月末)、日本のホンダのサイトを見たら
セダンって1台もラインナップされてないのね? ちょっとビックリ。
私が日本にいた時は、レジェンド、アコード、シビック、インサイト、グレイス
の計5車種がカタログにあったのに・・。

今更2022年型の話をしても何に参考にもならない気がするけど
ちょっと面白い発見をしたので自分の興味本位で話を進めます。

アコードのハイブリッド、ドライブモードとして
通常とECONモード、そしてSPORTモードがあります。
通常とECONはどちらかが選べて、例えばECONを選んでおけば
次にエンジンかけた時もECONモードになってます。

ただ、SPORTモードはエンジン切ると、次の再始動時は解除されちゃうので
またSPORTボタンを押さなきゃいけない面倒なモード。
要するに、通常かECONか、どちらかで使え、ってことなんでしょうね。

で、通常とECON、両方で使い比べたけどあまり分からず。
多分ECONはエアコンの使用頻度を減らしてるとか
アクセルの微妙な操作をキャンセルしてるとかあるんだろうけど
あんまり分からなかった。

ちなみに日本で使っているフィットの1.3L (これも旧型)は
ECONのON/OFFで顕著に走りが違う。
ぶっちゃけ私は常にOFFで使っています。
ONだとあからさまに加速がアクセルに追従しなくなるので。

アコードハイブリッドの場合はそういうことはないけど
逆に燃費面でも、ECONのON/OFF差はあまりないみたい。

で、SPORTモード。これは顕著に変わります。
というか、こっちの方がなんというか「自然」なんですよ。

アコードハイブリッドに乗り始めてすぐ気づいたのが
「なんかやたらエンジンブレーキが効くな」ってこと。
通常モードでもアクセルOFFで回生ブレーキを軽くかけてるみたいで
チャンスがあれば充電する、みたいな感じ。

そして10目盛(だったかな?)ある充電インジケータが
4つまで溜まるとエンジンを止めてEV走行に切り替わる。
それが2つまで減るとまた充電開始、という感じで、
こまめに充電、こまめにEVを繰り返すことで燃費を稼いでる感じ。

あと、モーターって発進時(ゼロ回転)からのトルクが強烈なはずなんだけど
通常は明らかに出力をセーブしてて、かなり積極的にアクセルを踏まないと
加速はガソリン車同様にある程度速度が上がらないと加速しない、みたいな
味付けが施されていた。

一方のSPORTモード。
まず、アクセルOFF時のエンブレはほとんど効かない、というか
前に乗ってた1.5Lターボとほぼ同じフィーリング。
つまりこっちの方がフィーリングとしては普通。

なので通常は回生ブレーキでの充電がメインで、
しかもいつも7目盛くらい充電をキープしてる。
街中でのノロノロになると流石にEVに切り替わるけど
4目盛くらいになると充電が始まるので
常に4〜7、場合によっては10目盛フル満タンまで充電される。

つまり、SPORTってくらいなので
充電は来たるべきフル加速のために常に貯めてあり
実際アクセルを深く踏んだ時の加速は通常やECONとは段違い。
4人乗車でも車が浮いたかの如く車速を引っ張り上げる。

なので、当然燃費は・・と想像しがちだけど意外とそうでもない。
もちろん良くはなくて、40mpgを超えるかどうかだから
ECON時よりは5%程度悪くなる印象なんだけど、そのレベル。

ECONでの燃費を寒い時期しか調べてなくて、
どうも履いてる19inchタイヤの温度に対する燃費特性が
(乗ってる感じだと)気温10℃超えるか越えないかで
全然違うように感じるので、夏にもう一度ECONにして
しばらく走ってみようかとは思います。
ただ、最近SPORTばっかりで走ってるのは、
こっちのが断然気持ちいいのよねー。
まさにエンジン車のような自然なフィーリングなのよ。

やっぱ電気モーターの走りってちょっと面白い。
色々制御できる幅が広いってのもいいんだろうね。

ちなみに、2023年型も借りて少し乗ったんだけど
これがね、よく出来ているのよ。

2022年型で、特にECON時がそうなんだけど
深くアクセル踏むと発電のためにエンジンの回転が一気に上昇するんだけど
モーターの出力はある程度制限されてるみたいで
エンジン音の高まりほど加速が伸びなくって
いわゆる「ハイブリッドの違和感」ってやつを感じるんだけど、
2023年型は「ステップシフト」をしていて、
エンジン音がウォーン、ウォーン、ウォーン、って
加速時にシフトアップしてるみたいに
エンジン音が上がった後、少し間を置いて、
また下から上にエンジン音が高まっていく、
という演出が行われてるから、感覚的に加速してる感があるのよ。

で、これ、実際は2022年型同様に加速に必要なエンジン回転を
キープしてるらしいんだけど、本当のエンジン音は車内に入らないよう
十分な遮音がされていて、人間が聞いてる「いかにもシフトアップしてます」な
エンジン音はスピーカーから再生されてる「擬似エンジン音」らしい。

聞いた話だけなので本当かどうかは調べてみないと分からないんだけど
擬似ステップシフトでも感覚的には十分スポーティに感じるから
今後普及するだろう電気自動車も制御しだいで面白く出来そう。
「擬似マニュアルシフト」とか作ってくれたら面白いんだけどね。

また、時々燃費の話は書いていこうかと思います。

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