集約化・・・

ちょっと話が長くなりそうですが・・

私は大学卒業した平成元年（1989年）4月に今の会社に入社して
29年になろうというところです。

実習として工場と販売店で最初の半年を過ごし、
1989年10月に埼玉の工場に配属になって
そこでちょうど８年を過ごしました。
結婚した翌年の1997年10月に栃木の事業所に転勤して
宇都宮の社宅生活６年半、その後新幹線通勤を13年7か月やって
（つまり栃木の事業所に20年もいた！）
2017年11月にアメリカに、という流れできています。

埼玉の工場での８年、そのあとの栃木での最初の９年は
同じ仕事をやってました。
その時は、「埼玉と三重、２つの工場にそれぞれある部署を集約し
栃木に一本化して、栃木の研究開発部隊との連携を強める」
ってことだったと思う。

その後私は職場内での業務変更で別の課に異動してしまったけど
元の課はそのまま継続で存在していた。
が、埼玉と三重の機能を集約できず、埼玉、三重、栃木の
３つに分かれてしまったまま20年が過ぎ、
この4月（つまり20年と半年）で、栃木の課は事実上解散し
「埼玉と三重に集約する」ことになった。

栃木を「作る時」も「解散する時」も集約なのが
ちょっと笑えるのだが、当事者は笑いごとではない。
中には私と一緒に20年前に埼玉から移ってきた人もいて
また昔の事務所に（20年と半年ぶりに）戻るのだ。

ま、サラリーマンはどこにいても言われた仕事をするのが
務めといわれりゃそうなんだが、生活環境が一変する。
20年前の我々はまだ30代前半で、子供が小さかったり
これから家を買おうか、ってくらいの時期なので
踏ん切りもつけやすかったけど
栃木に家買って子供は成人して・・って
普通はそろそろ落ち着こうかってタイミングでの全員異動。

その前に、その部署を出され、アメリカに駐在になった私は
運が良かったのか悪かったのか・・。

いずれにせよ、出張で栃木に行っても
知ってる人が激減してる（そもそも自分のいた課がなくなってる）って
さみしいよね～。