EF24-70mmF4L IS USMの値段

今日２ネタ目。

フルサイズの小型軽量・廉価モデルEOS 6Dが発表になった時
キットレンズとしてセット販売されるレンズが
EF24-105ｍｍF4L IS USM　と聞いた時
ふ～ん、というのが正直な感想だった。


ニコンがD600に合わせて、小型で軽くて値段もそこそこの
AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR　を用意したのに
キヤノンは古くてやや大きく値段も決して安くはないLレンズの
24-105mmF4Lなのか、でも無難といえば無難だなあ・・という気持ち。

そしたら後からキヤノンも新しいレンズを発表し
EOS 6Dとのキットも追加になった。　そのレンズが
EF24-70mmF4L IS USM　である。


あれっ？　Lレンズ？　まあそうか。
キヤノンとしてはいくら小型で廉価を売りにしたEOS 6Dでも
安っぽいレンズで撮ってほしくない、ってことか、と
そこまでは理解した。

しかしこの、24-70mmF4L、重さ600gで
ニコンの24-85mm（465g）よりずいぶん重く、
24-105mmF4L（670g）と大差ない。

値段も希望価格154000円（税別）、と
145000円の24-105より高いくらい。

つまりEOS 6D、本体は安くて軽くて小さくてイイ感じだが
レンズまで含め考えると、思ったほど軽くならないしお財布にも優しくない。

なんて思ってたら、24-70のキットが発表になった時に
キヤノンのオンラインショップでの、24-105とのキット価格が改定された。


・EOS 6D　本体のみ　・・198000円
・EOS 6D + 24-105mm ・・268000円（本体より７万円高）
・EOS 6D + 24-70mm ・・328000円（本体より１３万円高）

なんだこれ？
24-105と24-70ってレンズ単体では９千円しか差が無いのに
キットだと６万円を差を付けている！！！

まあ理由はなんとなく分かる。
ニコンのD600が
・D600　本体のみ　・・218000円
・D600 + 24-85mm・・272000円
そう、カメラはキヤノンのほうが２万円安いのにレンズが高いので
レンズとセットで売るとD600より高いカメラになっちゃうのだ。

24-105mmはもうずいぶん前に発売されたレンズなので
多少無理して安く売っても仕方ないか、とキヤノンが判断して
カメラとセットに限って安く売っている、という感じなんだと思う。

しかしこうなってくると、24-70mmのキットは買いにくいなあ。
新製品なので24-105の良くないところをしっかり直しているんだろう、と
容易に想像出来るのでどうせなら24-70が欲しい。

しかし、よりズームが効く24-105のほうが６万円も安い、となると
ちょっとい24-70mmには手が出せないなあ・・。

って、悩んだっていずれにしろ買えませんけどね、この金額じゃ。